ordinary day

思ったことを気ままに。日々向き合って、自分や生活を心地よく。人を照らせる人間になりたい。音楽やカフェ、旅や自然。

歳を取るのは厄介だ。

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また1つ歳を取った。

姉に言わせたらまだ若いらしい。
とうか、自分より歳上の人に『まだ若いよ。』
と言われても
そりゃそうだとしか思わない。
だってあなたとの差は一生変わらないのだから。
しかもそのあとの言葉が言われなくても、見え隠れしている。
『なんだってできる』『羨ましい』『希望もて』
みたいな。
この言葉には正直、うんざりだ。
いや、あなたにもあったでしょう?この年齢の時代。そんなこと言われても知らないし。
多分あなたからしたら何年たっても、私は大抵まだ若いの対象だ。
そう思う私はひねくれているのだろうか。
でも、私の年齢はきっと世の中的にもまだ若いのだろう。



歳を取るにつれて、出来ることは増えた。

小さい頃は、自分でお金は稼げない、行きたいところにもろくに行けやしない。田舎で、周りは田畑のみ。家の一軒の距離もそこそこある。コンビニまでは車で15分。バスや電車は一時間に1本あるかどうか。歩道を歩く人は見当たらない。車必須。

子供だった私にはそれが窮屈だった。
早く生まれたまちから出たかった。

高校に上がると同時に私は生まれたまちを離れた。

今は県外にいる。


出来ることが増えた。と同時に出来ないことも増えた。
欲張りにもなった。

自分でお金を稼がなきゃいけない。行こうと思えばどこにでも行けるけど、やりたいがままに動けない。自分への決め付け。働く≠やりたいこと。理想や現実。社会での立ち位置。社会的貢献。未来を思い描くことを躊躇う。人との関わり。
小さい頃の大人になったらが、今ここ。


歳を取るにつれて、色んな物がのし掛かって自由に身動きがとれない気がする。
それを含め、上手く立ち回るのが大人というものなのだろうか。

体に脂肪が付くように、心や頭にも脂肪がべたーって張り付いているような動きにくい重たさ。
もっともっと身軽になりたい。


素敵に年を取ってる人たくさんいる。
というか、歳なんてそもそもが関係ない。
私は何に縛られてるのだろう。

今の時点の私は、歳を取るのは厄介だ。