ordinary day

思ったことを気ままに。日々向き合って、自分や生活を心地よく。人を照らせる人間になりたい。音楽やカフェ、旅や自然。

「ウォールペーパーミュージックじゃ踊りたくないぜ」

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最近はグッドモーニングアメリカのこの曲がよく脳内再生されている。



そもそもウォールペーパーミュージックとは……
vocalの金廣さんがこう伸べている。
『”ウォールペーパーミュージック”って言葉は造語なんですよ。ジョンレノンが一番最初に言った言葉だと思うんですけど、よくあるようなポップミュージック例えば朝食取ったりしてる時に流れてるような、聞き流せちゃうような音楽というか一般的な音楽というか。そういう音楽じゃ踊りたくないぜっていう反発の意味ですね。』



この曲はなんだか今の自分を表しているみたい。


「ウォールペーパーミュージックじゃ踊りたくない

とは言え僕は上手く世間の流れに乗ってステップ
踏んでいる」

「他人の顔ばっか気にして生きるのは勘弁だ
世界に屈服しないでいたいんだ」

「自分に嘘ばっかついて生きるのは勘弁だ
世界に屈服しないでいたいんだ

だからウォールペーパーミュージックじゃ
踊りたくないぜ
とは言え僕は温室的な自由に沿って
ステップ踏んでいる」


「ウォールペーパーミュージックじゃ踊りたくないぜ」
と言いつつも、
反発的な思いとは裏腹に″世間の流れ” ″温室的な自由”にそってステップ踏んでいる

あー、まさにそんな感じ。
思いはあっても『とは言え』なんだよなぁ。
『温室的な自由』
という言葉が深く胸に刺さる。


「ソウル飼い慣らされた
羊として百年
生きてくよりも
本当は僕も
この一瞬をライオンのように
凛々しくもっと
自身をもって
ありのままの自分で
この世界
強く生きていたい」

と、この曲は終わる。
温室的な自由、世間の流れに沿っているがやっぱりこの思いが捨てきれないのだ。
心の奥でいつ沸騰するか、沸騰するときを今か今かと待っているかのようにずっとある。

なんだか反撃的なようで、自分をも否定しているような、葛藤をしている曲。