言葉の使い方にはコツがあると思っている。
上手い使い方をすると、
人を動かす力を持つ。
情を持たせる力を持つ。
自然と人を味方につけることができる。
きっとみんな日常でなんとなく経験していること。
「忙しいからこの日シフト入れない?」
「忙しいからこの日シフト入ってくれたら凄く助かるんだけど…」
「これやっといて」
「これやってもらえたら助かる」
どちらも後者の方が印象がいい。
私だけだろうか。
些細な一言もあるとないのとでは印象が全く変わる。
「申し訳ないんだけど…」
「ありがとう」
「お疲れ様」
当たり前のことに思えるけど。
こういう言い回し、一言を何気なく言える人と言えない人に意外と分かれる。
そういう言葉を受けると、私はその人に対してとても柔らかな印象をもつ。
勝手に親しみやすさも感じる。
客観的にこの人は言葉を上手く使うなぁ、話してて気持ちが良いなぁと感じる。
そういう人は、自分の知らないうちに味方を増やしているのだろう。
言葉の紡ぎ方、当たり前の一言が言えるかどうかも会話の中で咄嗟に出るものなので、話すだけでその人が今までどういう風に言葉を使ってきたか分かる。
『人の振り見て我が振り直せ』
長年自分に染み付いた言葉の使い方はそうそう変えることはできないけれども、見直してみようと思う。