「人の気持ちを考えて思いやりをもった行動しよう」
みたいなことを小学生の頃はよく言われていたなぁと思い出す。
果たして、本当に心から人のことだけを考えて行動できる人はいるのだろうか。
私は無理だなと思う。
相手が喜んでくれたら私が嬉しいから。優しさは自分の為。
相手を想っての行動と見せかけて多分全部自分の為。
人の仕事に手を貸すのはそうすることでその先の仕事が滞りなくいくから。
相手に尽くすのは何かしらの満足感を得たいから。
単に人の為だけの行動ではないはず。
人の笑顔に元気づけられる。
何気ないとある言葉に心温まる。
ある人の行動が励みになる。
自分がしたいが為の行動。
別に誰かの為を思っての行動ではないはず。
「誰かの為が自分の為に」「自分の為が誰かの為に」
この世の中は、それが回りまわっているんだろうなぁと思う。
気付かぬ間に、「受け取る」「与える」を繰り返しているんだ、きっと。
そしてそれはそれで悪くないよなぁとも思う。
だからきっと、人のことばかり気遣って気疲れする必要もないし、エゴのようなやさしさだろうと自分本位の行動だろうとさほど罪悪感を感じる必要もないはず。(よっぽどなら考えものだが…)
自分の為も誰かの為も見つけれたときは、出会ったときは大切にしよう。