職場を変えたことによって今まで私の中に居なかった人との出会いはたくさんあった。
けどそれは、1つの組織との出会いであって、個々の、いわゆる「人」との出会いではなかった。
人を知るって、やっぱり一対一で話さないと無理だ。
組織の中のその人、仕事での会話や行動でなんとなくこの人はこんな人なんだろうなぁって表面的なイメージを持つことは可能だけど、それだけだとやっぱり何か違う。
つまらないなぁ。
こんなに人がいるのに、その中のだーれのことも知らない、分からないなんてつまらないなぁ。私のことだってだーれも知らない。
しかも誰もが味方の知らない人というより、誰もが敵の知らない人という感覚が強くてしんどい。。
本当はそんなことないのに、そう思って自分の殻に閉じこもってしまってシャットダウンして勝手に敵を作るのは私。
人の群れを遠ざけているのも私。
そしてちょっと見下しているのかもしれない。そんなつもりはないけれど、自分は違うって思いたいのかもしれない。何様のつもりだろうか。自分も群れの一部のくせして。
でも実は、本当は誰かに何か期待しているのかもしれない。
なんでこんなに人がいるのに、誰とも話さずみんな知らない人なのだろう。
私はどこで生きているのだろう。
時々、電車で前に座っている人に私は映っているのか不安になる。本当は見えていないんじゃないかと思う時がある。誰にも映ってないのではないのかと。
ここに居るのに。ちゃんと居るのに。
その反面
意外にもちゃんと行動とかを見られていて、あぁ、私はみんなの中にちゃんと存在してるんだ。見られてるんだ。それが安心するようなちょっぴり怖いような。
最近は考えることを放棄している方なのだが(それが良いか悪いかはわからないけど)
毎日毎日色んな出来事から色んなことを思うのは相変わらずなのでした。