ordinary day

思ったことを気ままに。日々向き合って、自分や生活を心地よく。人を照らせる人間になりたい。音楽やカフェ、旅や自然。

大好きな空間にて

カフェは、人が少ない方がいい。
行こうと思ったお店の入り口前でがやがや聞こえたら入るのをやめる。
できるだけこじんまりとしたカフェが好き。
むしろ私と店員さんだけの空間でもいい。
喋らなくても、誰かが作ってくれたご飯と、温かいコーヒーと、静かな音楽、店員さんの作業の音。その中での1人の時間。その空間が好き。
今、1番私が満たされる時間。


そんなカフェで考える。

最近は、lineというものが普及してから、lineは知ってるけど電話番号やメールアドレスは知らない人が多くなった。
職場での付き合いの人も大体がそういう繋がりだ。

なんかそれって繋がっているようですぐに途切れちゃう気がする。
何かの間違えで私がlineから消えてしまったら、もしくは相手が消えてしまったら、繋がりは消えてしまう。

そういえば1人いた。lineしか知らなくて、相手がいつの間にか消えてしまってて、もう連絡を取れなくなった。
専門学校の時の友達。(だったと思う)
Facebookとかで名前を検索したら、その人らしき人は出てきたけど、そこまでするのもなんだかなぁと思ったのでめっきり途絶えた。
連絡先が消えるちょっと前に約束して会ったし、街でも偶然会った後だったのに、多分これから一生会わないのだろうと思うとなんとも言えない気持ちになった。

これから先もそういう繋がりばかり増えるのだとしたらなんだかなぁと思う。
lineはID検索で、バーコードで友達追加できるし、電話番号を知らなくとも相手に電話を掛けれてしまうから、そこが良いような悪いような。

そんなに言うなら聞けば良い話なんだけど、なんだか今更感。それもちょっとなぁという自分がいる。
連絡先の交換がどんどん形を変えている。繋がってるようで希薄だ。
踏み込みたい相手には踏み込むしか無いのだろうけども。
こんなこといってたら昔は好きな子にも家電にかけるしかなかったとか言われてしまうんだろうな。
相手に踏み込んで、自分の気持ちをストレートにぶつけなければならなかったはず。

電話番号を変えるというのはよっぽどのことがないとしないと思うから、電話番号は連絡先の最上級(?)だと勝手に思っている。
lineを知ってるのに電話番号を聞くというのは、あなたと繋がっていたいと言っているようなものだ。
私は異性でも同姓でも、そんな風に自分の気持ちを知られることが怖い。
正しくいうと、知られて相手がどう思うかが怖いのだと思う。
そんな風に怖がって見返りを求める自分にもうんざりなんだけれども。


そんなこと考えてるうちにコーヒーが冷めてしまった。