ある本を読んで、
あぁ、多分いま私に必要なことはこれだったんだ。
1度、すべて空っぽにしよう。
忘れてしまおう。
私は忘れることを忘れてしまっていた。
忘れることを怖がっていた。
忘れたらすべて無かったことになるんじゃないかって、忘れたらその問題を放棄したことになるんじゃないかって。
『頭にもスペースが必要で、ぎゅうぎゅうだと何も良い考えは浮かんでこない。寝かせることも重要』らしい。
その通りだ。
私はあたまをぎゅうぎゅうにして考えてるふりをしていた。
忘れることは怖いことじゃないんだ。
本当に大事なことは、沈んでいたものが浮かび上がってくるようにふとしたときに思い出す。
無くならない。
ちょっと脇に置いておく。
そんな感じ。
それが思考の中心に戻ってきたときに別の視点からみえるようになっているかもしれない。
1回、全部を端に寄せて真ん中を空っぽにしよう。
素敵な言葉に出会えた記録。