ordinary day

思ったことを気ままに。自分を構成するものとは。他者とは。旅や自然。

結婚式にて。

友だちの結婚式に行った。

自分の中で忘れていたものに触れた気がした。
って、最近私は忘れているものばかりだなぁ。

結婚式は、新郎新婦の心遣いや人柄がでた凄く良いものだった。
私は昔から2人の、空気感が好きだった。
変わっていなくて嬉しかった。
家族だって、友人同士だって、恋人同士だって、それぞれ雰囲気がある。
結婚式ではみんな良い顔をしている。
普段は喧嘩もあったりわがままもあるかもしれないけど。

ゲストの上司、恩師、友人、家族、親戚…を見ると新郎新婦がどんな風に周りの人と付き合ってきたかがなんとなく分かる。
やっぱりこの2人は素敵だった。
私も結婚は今のところそんなに視野にないけど、そういう存在が居るっていうのはいいなぁと思った。
そういう存在っていうのは、結婚相手がいることじゃなくて、信頼できて尊敬できて甘えられてお互いが思いやっていけるそういうの。
私は1人も好きだし、なんなら長い間1人な気がしているけど、少しだけ人を信じるとか誰かと生きることに前向きになりたいなって思えた。

そう思ったのにはもうひとつあって…
高校の同窓会みたいなメンバーの式だった。
行く前はみんなと普通に喋れるか、楽しめるか不安が多くて緊張した。
だけど凄く楽しかった。行って良かったと心から思えた。
なくならないんだな。消えないんだな。
良くも悪くも1度繋いだ縁はそうそう切れない。ほどけることはあるかもしれないけれど。
そういうのも大事にしないといけない。自分から大事にしないといけない。その存在はありがたいと。

私はいま、人ともっと話すべきなんだと思った。
友達は少ない。
専門のときに地元から県外にでて今の県に住んでいるけど、こっちで定期的に呼んで自分の話を心置きなく出来る人って実はいない。
友達できた?ってきかれてそう言えばできてないなぁって感じでそんなに、気にしてはいないけれども。
友達は地元かもしくは他県にいる。
誰かと過ごす時間、会話する時間というのが自分には必要みたい。
友達ってなに?っていっている私だけど、友達も必要。
周りに人が必要なのかもしれない。
切磋琢磨出来るような存在も。

色々考えた。
店長をしている人、結婚する人、結婚して共働きの人、仕事を掛け持ちしている人、実家から働きに出ている人、1人暮らししながら働いている人、転職を何度もしている人…
人と比べることはないんだけど、私はどうしたいんだろう。
友達が多いなら地元に帰ってもいい。
けど、それが自分を動かすそこまでの理由にはならない。
かといって、今住んでいるところに大きな理由もない。
意思で来たように思えて、草がゆらゆら流れる小川で石に引っ掛かり、暫くそこで揺られている。そんな感じ。そのうちまた石から離れる。

実家に帰っても思ったこと。
凄い田舎で、車が生活の手段。夜は外灯はなく車もほとんど走っておらず、信号も点滅。歩いている人ももちろんいない。
都会だったら、夜1人で放り出されても電車やバスが走ってるし、カラオケ、ネットカフェ、ビジネスホテル、24時間営業のファミレス、ファーストフード店…入るところはいくらでもある。
ここは違う。
そんなことされたら、何時間もかかるところを歩いて帰るか、ぽつんと走る車に声をかけるか、そこで一夜を過ごすか、灯りのついている家を訪問するという手段しかない。
タクシーも、夜遅くまではやっていない。

のんびりできるし、自然は多いし、必要最低限のものは手に入るし、人々の接客や対応に情がある。
しかも最近は、お店も増えていて、カフェとか居酒屋ができている。地域の若い人が頑張ってるんだなぁという感じで。
そういうのを見ると、私はなにやってんだろうって思うけれども、そうやってまちが引き継がれていっている感じが嬉しかった。
若者がいない、老人ばかり、お店がない、交通機関がない、っていうけど捨てたもんじゃないなって。
たまに帰ると、やっぱ良いなぁって思うんだ。
でもたまに帰るってのが重要で、多分ずっといたらまた、なんにもないとか田舎の狭さに窮屈になると思う。
日常にありがたみを見いだせなくなる。飽きてしまう。どうしたものか。私は何をしたいんだろう。

というのを考えて、いつもそこで行き詰まる。
いつも同じことを思って同じことを言って変わらないところも嫌だ。
私はどこでどう生きていきたいんだろう。
みて、感じて、体験して、振り替えって、人の話を聞いて、考えて………
ずっと探している。


因みに高校のとき、嫌な思い出がある女の子。その子と久しぶりと言い合ったけど、それ以上はあまり話さなかった。話したくなかった。話せなかった。
まだまだ成長してないと思ったけれども、仕方ない。