ordinary day

思ったことを気ままに。日々向き合って、自分や生活を心地よく。人を照らせる人間になりたい。音楽やカフェ、旅や自然。

2019.8.20 西ノ島

今回、旅したのは島根県にある隠岐の島。

ずっと前に友達と、こんなところに島がある!と話していたが、行くことはなかった。

夏休みを貰えて、特にここといって行きたいところが思い浮かばなかった。

その会話が頭の片隅に残っていて、ぼんやりと島には行きたかったからそこに行き先を決めた。

 

私も調べるまで知らなかったけど、隠岐の島諸島は島前と島後に分かれていて、島後の隠岐の島町が中心土地。

島前は3島あって「西ノ島(西ノ島町)」「中ノ島(海士町)」「知夫里島(知夫里村)」

あとは小島たくさんで『隠岐諸島』らしい。

私、隠岐の島って1つしか島がないかと思っていた。

 

 

 

1日目 西ノ島

 

前日に夜行バスにのり、早朝島根駅へ到着。

島根駅から七類港まで接続バスが出ているので、7時台のバスに乗車し、8時半くらいに港へ到着。

片道1000円だった。

 

切符を買い、9時過ぎ発の『フェリーくにが』で西ノ島へ。

 

12時5分に西ノ島の別府港へ到着。

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この日はレンタサイクルを予約していた。もちろん電動。

朝は雨だったけどついた頃には雨は止んでいて曇りでうっすら日が差すぐらいだったので過ごしやすかった。

 

とりあえず検索したら1番に出てくる、摩天崖や国賀海岸にはいきたかったので、直行。

あんまり地図は詳しくなかったけど、観光協会の人にきいた。


途中の鳥居。なんかいい。

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標識もあったので無事たどり着けた。

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坂は多いけど、電動なら全く問題ない!風を感じて気持ち良かった~。

 

いやー、これが凄くいい感じ!視界が広がる。人はいないし!

独り占めだ!!

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ここは、駐車場が上と下にあって、上に止めたら摩天崖まですぐで、下に止めたら摩天崖まで登らなきゃならない。

1人だから、誰かが迎えに来てくれるわけじゃないし、下に止めて登って下りようと。

意外にきつい。

 

だって、このほぼ直角に見えるところまで登るんだから…

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登りの入り口……

 

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途中は放牧されている牛や馬にびびる。

糞がそこら中にたくさん!

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馬が、近づいたら鳴きだして、多分、威嚇?されていた。

 

馬の時速は何キロだろうか…とか

今ここで私がどつかれて動けなくなったら、しばらく誰にも気付かれず、ここで終わりを迎えるのかな…と恐怖が広がった

できるだけ馬をよけながら、「すみません、何もしないので通らせてください」と唱えながら通って無事通過。

私が通りすぎたあとも、馬が小さくなってもずっとこっち向いて鳴いていたけど…

 

 

最後の最後が急になってきつかったけど、無事到着!

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振り返ると来た道と広大な景色。ちょっと霞んでるけど。

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気持ちいい!糞がなかったら寝転がりたい感じ。

とてもとても気持ちいい。素敵。海があって、緑があって、空があって、崖があって、小道があって、牛や馬がいる

何度も言う、素敵。

そして人がいない。

 

 

登るのが急なところは下りるのも大変。そしてまた、馬の傍を通るのが怖い!

なんとか無事に下りることができた。

 

結構滞在していたけど、途中出会ったのは3組くらいかな。あとはひたすら1人。

 

 

目的は達成。

もっといろいろ行きたかったけど、お昼過ぎから借りて、なかなか時間を取ってしまったから、あとはちょっと違う道を通って帰るくらいにして他にはどこにも行かなかった。

1日時間があって電動自転車なら島の大体は廻れそう。

海の側を自転車で走るのって気持ちいい。

自転車は子供の頃を思い出す。

 

5時半くらいに自転車を返却して、バスで宿へ向かう。

バスまでちょっと時間があったから、ぼ~っと待っていた。

静かだなぁ。と思った。心地いい静けさだった。

 

バスに乗車。

200円で町内どこでも行けるらしい。

宿につくと、気持ちのいい笑顔で出迎えてくれた。

予定より30分くらい早く着いたけど、部屋は清潔で、クーラーを効かせてくださっていて気遣いが感じられた。

夕食もかなりボリュームがあり、美味しかった。

次の日のバスの時間とかも調べて教えてくださった。

 

夜行バスや、足の疲労感ですぐに眠りについた。