年が明けて、初めて会う人には
「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」
という決まり文句がある。
何がおめでたいんだろう。と毎年思ってつい、「今年もよろしく」だけしか言わない時もある私だけど…
歳神様をお迎えするお祝いの言葉なんだね。
お正月自体、神様がやってくると考えられてたんだ。
多分、一回は聞いたことあるはずだけど忘れてた。
最近は、ただ新年を迎える期間としか思っていなかったな・・
文化とか歴史は置き去りにしてきた。
人として当たり前のあいさつだけど、なんかどうも言えない。
あまり交流がない人には尚更。
「あけましておめでとうございます。(なにがめでたいんだろう)今年もよろしくお願いします。(別によろしくしたくないな)」みたいな。
ただの決まり文句を口先だけで言えばいいだけなんだけど。
心にもないことを、発することに抵抗がある。
でもこれは挨拶。教養がない人間なのかな。
子供に親が挨拶しなさいよ。って言うのは、なんのためだろう。
やぅぱり挨拶をしないような人間になってほしくないからだろうか。
それとも、ちゃんと教育されてない子供、親の顔が見てみたいって思われないためだろうか。
なににしても、挨拶はして当たり前で、誰も挨拶の素晴らしさとか良さを教えてはくれなかった。
「挨拶するのよ~。」とは言われてきたけど、何のためにかは言われなかった。
「人として」というようなもの。
挨拶は気持ちいい。ってよくいう。
けど、心から気持ちいいと思える挨拶を交わすことはあまりない。
家族にも朝あったら、言わなければならないもの。
職場でも、言わなければならないもの。
社会に出て、言わなければならないもの。
という認識になっていて、なんかちょっと違和感。
したら気持ちいいんじゃなくて、しないと人としてだめだから。
それがなんだかなぁと思う。
それでもしないよりはいいんだろうけど。