ordinary day

思ったことを気ままに。自分を構成するものとは。他者とは。旅や自然。

どうしようもない

夏の夕暮れはほっとする。
嫌っている訳じゃないのだけれども、どうも夏とは相性が悪い。
朝から夕暮れまでは常に戦闘か衰弱モードだ。
空が色を変えだして涼しい風が吹き始める時間、ようやくほっと一息つける。
公園や海沿いに人が遅くまでいるのも単に明るいからだけじゃないと思う。


朝からどこかに行きたいと思った。
支度も整った。
だけどどこに行きたいかぐるぐるするだけでどこにも心が向かわなかった。
でもその行き先は家でもなかった。
誰もいない遠くに行きたいと思った。
でもやっぱり行き先は浮かばなかった。
暑さと感情がないどこでもない場所に行きたいと思った。
そんなのは無いか。

はっきり決まらないまま何冊かの本とノートを鞄にいれてとりあえず家を出た。

歩いていると汗がだらだら流れてくる。
電車にのってなん駅か先までいく。
チェーン店のカフェに入る。
ここではないなと思う。
いつも行っている個人経営のカフェに行く。
狭い空間なのでお客さんと店主さんの会話が耳に入る。
色んな情報がはいるけど、今の私にはそれを受け入れる余裕がない。
耳には入ってはくるけど心は遮断している。
なんか今日はここでもない。


どこに行きたいんだろう。
けどほんとうになにも浮かばない。

電車にのってよく行く駅で下車。
コンビニでアイスコーヒーをかって海岸に行って座って本を読む。
音楽を聴きながら海岸沿いを歩いて一駅分歩いて更に15分かかる自宅へ帰る。


私を私たらしめるものとはなんだろうか。

こんなどうしようもない1日があった。