今日で後輩が最終出勤日だった。
こういうライフステージが変わったり、職場の人との別れは少し特殊。
友達や通っているお店とかだと、いつの間にか疎遠になったとか行かなくなったというように、だんだんとフェードアウトみたいなところがある。
だけど、こういうのは毎日会っていた人と次の日からは全く会いません!
とバシッと境界性で区切られる感じ。
ここまで交わっていたその人との道のり。
直角にどちらかが曲がっていく。
共に働いていたから少し戦友のような感覚もあるのかも。
「さようなら」
私たちの一緒にいた時間はなんだったんだろうね。
何か意味があったんだろうかね。
私は意味をもつことが好きなのだ。
昔ほど、人に近づきすぎることはなくなった。
「距離感」というものを学び、分かってきたのだろうか。
大抵どんな場面でも情があって別れが辛かったのだけど、今日はさほどそんなに感じなかった。
保育所、小学校、中学、高校、バイト、前職場。
人間関係でも重々だった。
卒業する側でも、残される側でも胸が痛んでいた。
大人になったのか。
不感になったのか。
切り離せるようになったのか。
一生の別れではないし。会おうとしたら会える。
楽しい生活を送ってくれたらいいなって思う。
会おうとしたら会える
「〇月は暇してるんで誘ってください」とか「〇〇ちゃんが良い時に誘って」とか「私には忙しさがわからないからまた誘って」
という言葉を言われることがある。
それは配慮だったり、忙しさを考えてくれているのかもしれないけど、「受け身」であり、こちらが誘わなければかなりの高確率でそちらは誘ってくれないのであり、悲しくもある。
基本私の性格が受け身なので、そういわれると、うーんって思う。
そう思わせてしまっているところもあるんだろうけど。
自分のペースを持っていて誘うのに気が引けるみたいな。誘っても来そうにないとか。
誘われるのは嫌いじゃないし、むしろ一緒にどこか行こうとか、何かしようとか、嬉しいんだけどね。
会おうとしたら会えるけど、会うにまでには至らないってことが結構多くて、こういうところだよなぁ。って思った。