自分の話を聞いてもらいたいという欲があまりないのかもしれない。
・一人で完結できる
・人に話そうという気持ちでストックすることがほぼなく、忘れてしまう
・私の話なんて誰が聞きたいんだろうという気持ち
→自分が人の話で何かを得てるのだから、私の話を面白がってくれる人もいるかも知れない
言葉を紡ぐのが下手だから話すことをやめてしまう。
→経験を自ら手放すからますます話すことは上達しない。
ある人がいった。
「人は感情で動くから、文法がぐちゃぐちゃでもちぐはぐでも、伝えようとする気持ちと笑顔があれば、汲み取れるし、むしろそれがあればいい人やねん。
うまく喋ろうとするのって意外と大変やんか。上手く組み立てようとしたら頭ぐちゃぐちゃになるやろ?
やから上手く話そうと思わんでいいんよ。
気持ちが大事やねん。」
知らないことをあまり説明もなく当たり前のように言われて、「そんなの知らんかったし」と怒りポイント。
伝え方って大事だと思う。
もうちょっといい方はなかったのかな。まぁ、私とその人の当たり前が違っていただけだけど。
これについてもあの人は言っていたな。
「誰にでも0〜10説明するようにしたほうがいい。自分の当たり前はみんなの当たり前じゃないから。
前もってその人がどんな人が、何にどれくらいの知識があるか知ってるんなら、全部は説明せんでもいいって分かるけど、お客さんのことは知らんやろ?」
対応についても。
「人の沸点はわからんから、対応は素早く。
機材トラブルで3分でも時間取られたら怒る人がいるかもしれんやろ?
その人が何を大事にして生きとるか、価値観なんて分からんのんやから、自己防衛できることは自分でせんと。」
この人、凄いなぁって思う。
24歳にしてこれだけのことを念頭において日々業務に勤しんでいるとは、ほんと、しっかりしてるなぁ。
とても刺激を受けた。
自分の未熟さ。
今まで何してたんだろという気持ちにもなる。
まぁ、なにかしらしていたけど。
この心意気は、なかなか凄い思う。
私はとてつもなく自信がない。
自信がつくような経験を選んでこなかったのだろうか。
安全な道ばかり選んできたのだろうか。
バランスって難しいと思う。
生きることは、正反対のもののバランスをどれだけ上手く取るかなのじゃないかと思うくらいだ。
生きることというより、『楽に生きるには』かな。
ネガティブな発言、自信のない発言、暗い発言は、周りの士気を下げてしまうし、場の流れを滞らせてしまうのは分かる。
私はずっとこれでやってきたんだなぁ。
まず最初に、不安や出来ないがくる。
ネガティブがだめではないけど、それを認めた上でポジティブに変換しなきゃ、いつもそこで止まったままで、むしろ潜っていってしまう。
それは、出来なきゃいけない、完璧でなくてはいけないからくる不安。
最初から完璧にできるわけないのだから、多少の失敗はウェルカムで、『どうしたらできるか』と考えていく方に頭を使ったほうが断然いい。
ってどうにかなれないかな、自分。
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昨夜は私の好きなバンドtacicaのボーカルの猪狩さんの弾き語りにいってきた。
ただただ、最高だった。
メンバーのベースの小西さんがアンコールで登場!
このお二人の距離感ってどんなんなんだろうなぁと思った。
演奏で、猪狩さんが小西さんを見るけど、小西さん、目が合わないというか親しくない人に見られてドキッとして目を逸らして一点見つめるような目になる。
その目、知ってるからよくわかるんだけど…
自分もよくなるし、よく見るし。
人を信用してない、人と目を合わすのが怖いときの目なんだよね。私の中で。
長年のバンドメンバーとは言えども、どういう距離感なんだろーなと見てて思う最後でもあった。
なにがともあれ、猪狩さんのギター1本と生身1つであれだけ表現できちゃう力って凄い。
単純に声も好きなので、心地良い。
シンプルが一番難しいけど一番良く感じる事ができる。
歌詞も大体、陰の中の光みたいな世界観なんだけど、情熱や拘りは強いと思う。
私も結局はそこが落ち着く場所、帰る場所なんだなぁとも思う。