ordinary day

思ったことを気ままに。日々向き合って、自分や生活を心地よく。人を照らせる人間になりたい。音楽やカフェ、旅や自然。

201.12.31 ~2018.1.1 鳥取砂丘

年末年始に鳥取砂丘に行ってきた。

なぜと言われたら、ただ久々の連休がその日だったから。

私が利用する駅構内に鳥取砂丘の写真があって、行きたい衝動に駆られたから。

ただそれだけ。

 

バスで行こうか電車で行こうか悩んだけど電車で行った。

只、行きと帰り同じルートはつまんないから路線を変えた。

行き「山陽本線播但線山陰本線

帰り「因美線智頭急行山陽本線

 

行きは鳥取まで行かず、岩見で降りた。

浦富海岸に行って遊歩道を少し歩こうかと思ったのだ。

だけど生憎の雨。

浦富海岸まではたどり着いたけど、やっぱり天気が悪いから景観も微妙…

そこから歩く気力が失せたので今回は断念。

ただ来た道を歩くのはつまんないので、大岩駅を目指して歩く。

傘を差して、人のいない道を黙々と歩く。

こんなこと前にもあったなぁ。そう、東北の旅の時。雨に当たる確率多いなぁ。だけど、あの時は、10日中2日くらいしか雨に当たらなかったからそう考えたらそうでもないかも…

なんて歩いてると、その途中なんでもない田舎道にケーキ屋さんが現れた!

立ち寄ってみる。

「TOUJOURS」

というお店。

多分ここ、何年か前にテレビでしてた。何のテレビか忘れちゃったけど…

そんなお店に偶然出逢えたことに少し感動。

買ったケーキは大岩駅で食べました。

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美味しかった。(写真雑でごめんなさい)

 

 

大岩駅は、本当に簡単なTHE田舎の駅という感じ。

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私の地元にもこんな感じの駅がある。だけどこんなに主張はしていない。

大きく大岩駅と表示された看板があるだけ全然良いと思う。

私の地元の駅は地元民しか分からないような感じだから。

 

 

そして、1両の電車がやって来て、それに乗り込み鳥取駅まで行き、バスで鳥取砂丘へ。

ループバスがこの日は土曜なので運行していて、どこまで乗っても300円。

普通の路線バスは、駅から砂丘まで片道370円

 

私が砂丘に着いた頃は、雲が引いてきてて、日差しも見えていた。

良かった~!

寒いのは寒いのだがとてもよかった。

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この時期だけなのかよくわからないけど、水が溜まっていて、とて奇麗な色をしていた。

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砂丘というだけあって、本当に上るのがしんどかった。

砂丘は横に移動した方が全然疲れない。

縦に移動するのはきつい。

だけど、上りきったら海が見える。

 

 

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(勝手に被写体にしたカップルごめんなさい)

日本海だが、荒々しさはあまりなくこれもまた綺麗な色の海だと思った。

日本海ってもっと黒くて怖いイメージがあったけどなんか違った。

 

 

この日は、砂丘すぐ近くのニュー砂丘荘に宿泊だから、バスを降りた砂丘会館から砂丘に入り、ひたすら横に移動して宿へ向かった。

チェックインのとき年越しそばをプレゼントしてもらったのでそれを食べて、一応年越し感。

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部屋から砂丘が見えるのだが、夜は本当に真っ暗で、あーこれ、天気が良ければ絶対に星が奇麗に見えるよなぁと残念に思った。

雨はやんでたけど雲が出ていて星1つ見えなかった。

こういう運、いつもない。

仕方ないから寝た。

 

次の日はもう帰る予定だったので、朝少しだけ砂丘を歩いて帰ろうと思って外に出たらめちゃくちゃ寒いし、雪が降ったり止んだり。

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風も強まったり弱まったり。海もあれていた。

そんな中でも、砂丘を歩いてるとなんだか心が開放的になった。

朝だし天気も悪いし元日だし人が少なくてとてもいい空間だった。

 

帰りも砂丘から駅までバスに乗って、そこから一気に最寄り駅まで帰る。

 

1両しかないローカル線を何個か乗り継ぎ、次第に何車両もある電車に移り行く。

やっぱりローカル線好きだなぁと思う。

別に電車自体が好きとかではない。そこの町に溶け込んだ車両、風景としての一部。初めて来た知らない土地でやってくる電車。これに今から乗るんだ。私を運んでくれるんだと思うと心が温まる。心地よい揺れ。温かい斜陽。乗り降りする数少ない乗客。その人達の生活を想像するだけで愛おしい。駅員さんとの距離の近さ。

素敵がたくさん詰まっていると思う。

 

 

行きは年末で帰省する人がたくさん乗っていて、1両のローカル線もぱんぱんだったけど、帰りは元日でさすがに人はそんなに多くなくてそれが楽しめてよかった。

 

最寄り駅から自宅に帰る途中では、夕暮れと月のコラボが見ることができたので思わず写真を撮った。

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はぁ~。自然に癒される。

 

1泊2日思いつきふらり旅、つかの間の息抜きだった。