人に何かを伝える時、プラスではない思いをどうやったらさっぱり伝えられるのだろう。
愚痴っぽくなさっぱりく清々しい感じに。
例えば、いったお店でそんなに美味しくなかった。
とか
雰囲気がちょっと不思議な空間だった。
とか
美味しくないものを美味しかったっては言いたくない。
本当にそうは思わなかったんだから。
あんまり美味しくなかったーとか、綺麗だったけどもっとこうだったら良いと思ったーとか。
言わないほうが良いのかな。
感じるのは、みんな綺麗に話すなぁってこと。
説明文みたいに自分に起こった出来事+感想。
しかもその感想がプラスの感想。
あまりに綺麗すぎやしませんか。
別に私、愚痴を言いたいわけではなく、めっちゃ悲観的に感じているわけではなく、感想を言いたいだけ。
ただ自分の思いを言いたいだけ。
人からしたら、それをネガティブに思われて愚痴っぽいとか話を変えられたり、前向きな言葉に置き換えられているような気がする。
別にいいじゃん、あなたはそう思ったんだねーでいいじゃん。
ダメなのかな。
人前ではプラスのことしか発したらいけないのかな。
というより伝え方?言い方?言葉の使い方?声のトーンとか表情?
わかんないなー。
いや、理屈はわかるけど、その方法がわからないというよりむずい。
最近あったのが、
スマホを家に忘れてきた。
自分の中でのハプニングだったから人に共有したかった。
別にそこまで落ち込んでもないし、気分下がってないし、スマホなんてなくても生きていけるし。
「今日スマホわすれてたんですよ〜。今日は誰とも通信できない」
「でも俺だって1日スマホ断ちするときとかあるよ」
って返された。
なんか、違うんだよね。
いや、私が期待している返答ではなかっただけなんだけど。
わたしはただ笑って欲しいだけなんだよね。
「忘れたん?笑笑」
ぐらいの軽い気持ちなんだけど、こんなので笑えるほどみんな子供じゃないか。
箸が落ちただけで笑える歳では無いわなぁ。
あと、会話すっ飛ばしているというか。
このニ行の間にもっとやりとり欲しいところ。
多分この場合、「誰とも通信できない」に反応してくれたんだろうけど、私は、そこはただの飾りみたいな感じで、スマホ忘れてきたことに反応してほしかったんだよなぁ。
でもそれは、私がそこをもっと説明するべきだったんだろうな。
「最近、財布も忘れて出掛けるし、ぼけぼけなんですよー。」って。
こう返ってくるだろうから、そしたらこう話そうじゃだめだよね。
伝えたいことは最初に全部きちんと話し切る。
最近、人と話すということについて考えすぎて自分のこと話せなくなってきたのも事実。
自分が発することで人がどんな気持ちになるかを考えれば考えるほどなにも喋れなくなる。
「話す」と「喋る」
は同じようで違うとも思う。
この辺、もう少し掘り下げていきたいところ。