私は自己評価が低い。
仕事の面でいうと、
『私はまだまだできないことばかり』
『私ってこの場所で役に立ってるのだろうか』
『人と仕事するのってなんかやりにくい。気疲れする割にはうまく気を遣えてないなぁ』
『周りが見えてないなぁ』
なんてことを仕事をしてる最中、終わってからの帰り道によく思う。
そう思うけど、目の前のこと、やるべき仕事はやっていく。やっていけてると思う。
前の職場でも言われたのだけれども、今日、今働いているところで言われた言葉。
軽い世間話をしていて、流れで、あと数回で終わりなんです。お世話になりました~。
という感じで話していたら
色々言われたのち、
「……静かにちゃんとやってくれはるから」
という言葉をかけられた。
あっ、私ってどこでもこう言われるなぁ。私ってこうなんだ。こう映ってるんだ。と改めてわかる。そして、その言葉を受けて少しは役に立っていたのかなと言う気持ちが少しだけ生まれる。
前のところでも「静かに淡々と仕事してくれるから」と言われていたなぁと思い出す。
良くも悪くも嬉しくも悲しくもなく、私はこうなのかぁと思う。どこに行ってもやっぱりこうなんだって。そしてそれってどうなんだろう?と。
実際、それが良かったり悪かったりするのだろう。
絶対に良いわけでもないし、絶対に悪いわけでもない。
自己から見た自分と周りから見た自分と…たまに戸惑うことがある。
そしてもうひとつ、
「将来、自分のお店を持ちたいとかあるの?」
と聞かれた。
瞬時に実際そんなこと思っていたときもあったなぁと思った。
けど私は「今はまだそんなことは全然考えてないです。」
と答えた。
でもそれが今の自分の素直気持ちだった。
今現在は、『未来のため』になにかをしている自分ではない。『今のため』になにかをしている。今自分が楽しいと思うこと、心が動くこと。それを大事にして過ごすようになった。
だから何のためにそれをしているの?と聞かれたら、『ただ単にしたいから』と答えると思う。なにか目指すものがあるとか、将来のためとかじゃない。楽しい、わくわく、心がすっきりする、気持ちいい…そんな感じ。
そして、そんな自分がなんとなく前よりは好きなことに自分でも気付いている。
こんな風に日常の何気ない会話の中でもついつい考えてしまう。