自分のいる場所が、刺激はなくても安全地帯なのだと分かる。
帰る場所と言えばそうなのかもしれない。
何かあって傷付いてもここの人は私を傷付けたりしないという安全な場所。
『帰る場所が なければ きっと どこへも行けない』
ヒグチアイ/悪魔の子
たとえ一人ぼっちの自宅だと言っても、そこは私が選んだ場所で私の物しかない。
そこも安心安全な場所。
面識がない人と話すのは、何を話したらいいのか分からない。
会話のテンポや流れがわからないし、どういうニュアンスでその言葉を使っているかがわからない。
相手も困ってるように見えたらますます話せなくなってしまう。
相手の目が笑っていないと怖い。
この人はどんなことに興味があってどんな話が好きなのか。
自信があるのかないのか。
それを探るには自分の心理状態を整えておくことがまず第一条件。
自分の話したいことだけを話せばいいわけでもない。
相手がのってくるかのってこないか。
まぁ、そんなの気にせずにぺらぺら喋れる人も強いと思うけど。
自分に知識や情報がないと話題を出して話すこともできない。
自分は空っぽだなっていう思いが体を蝕んでいく。
私は周りの人に助けられている。
周りの人が助け船を出してくれてようやく話ができているのだ。
情けないな。
私の今の職場がそうだとして、(職場がそうなれたことがそもそも凄い。昔の私にはきっと無理だった。)12月で辞めて、他の居場所を作ってこなかった私はやっていけるのだろうか。
しんどいといえること、話したいこと、話したくなくてもそこに居てもいいこと、ダメな自分でもいていいこと、そういうことができる安全地帯。
そういう居場所を見つけられるかなぁ。
色々と考えすぎなのも分かっている。
挑戦したことではなくて出来ないことに焦点をあててしまう癖も分かっている。
こんなに広い広い世界なのに、私の生きているのはこんなにも狭い狭い場所。