私は自分から興味を持つものって極少量だ。
昔からそんな気がする。
むしろ子供の頃に自分から興味を持ってしていたことってあるのかな？
見るテレビ番組は家族が見ているから同じ部屋にいると見るしかないというのと、学校で話題になっているから見て話題についていこうみたいなところがあった。
それで確かに面白いものもあって、毎週楽しみにしていたのもあったけど…
ハリーポッターや海外映画LOSTとか。家族が見てたから見てた。
けど結局どちらも最後は登場人物が増えたりして話がよく分からなくなった。多分興味なかったか、人と見るとなんだか物語に全集中できなかった。
家族が見ておらず、この家にない文化、ジブリやディズニーやマーベルやアニメは私の中にもほぼない。
聞く音楽も、最初は家族が良いって聴いているから聴く、車でかける音楽は姉に権限があるから聴くしかないから耳に馴染む感じだった。
１９、AquaTimez、HY、３BLAB.☆S、エルレガーデン…を家族が聴いていて、これらはそれなりに好きだった。
初めて自分で聴き始めた音楽はYUIだった。自分で初めてCDをかったのも。
だれとも共有しない自分だけで選んだことが嬉しく誇らしい気持ちになった記憶がある。
自分の意思や心に響いたもので選んだ何かをもっと見つけたいとおもったと思う。
友達におすすめされてBUMPのCDを借りてきいた。
のちにはまり込むんだけど、自分がここまではまれるものがあることがやっぱり誇らしかった。
純粋に本当に本当にのめり込んでいたし。
モー娘。やKinkikidsも我が家に波が来たと思う。
雑誌とかを姉や母が見ていてキャーキャー言っていたように思う。
一応私も推しの人を決めた。
後藤真希、光一。
それは見た目で選んでいる。
保育所くらいの私にはそうするしか術がないから。
のちのち我が家からも熱は消え、どうでもよくなる。
今思えば、私はその人が何を思って、何に重きを置いてその活動をしているかとか発言をするかで人を好きになるから、前述の音楽との差はそこだろうな。
そこを理解できる歳ではなかったし、情報を集められる歳でもなかった。
ゲームボーイ、キューブ、たまごっち。
姉が持っていたから私する。それなりにゲームは好きだった。
漫画も少女漫画が家にたくさんあったから私も見ていた。
これは好きだった。
ピアノも姉２人が習っているから私も習うのか～って思っていた。
最初は新しいことだし楽しかったけど、私には向いてなかった。
とくに好きでもない曲を練習する。先生とのレッスンもなんだか緊張してた。
そもそもあまりピアノ向いていない。
けど私には辞めるというのが良くないという認識があったから、物理的に通えなくなる中３まで通ってしまった。
月謝が勿体なかったなぁ。
今思えば、全体的に私の絶対的な人（家族）がこれが良いっていうから良いんだなっていう感覚があったような気がする。
最初はみんなそうなのかな。それが人間の成長過程なのかな。
何かきっかけや情報がないとその存在自体も知れないから、一緒にやったり始めたりでとりあえず機会を得る。
そこから自分が好きか嫌いか、判断してやるかやらないか。
自分の意思を尊重することができるならいいけど、この人がこう言ってるからこうなんだ。嫌といったらだめ。皆がこうだからこうなんだっていう認識があると危険だな。
なんで私、そうとしか思ってなかったんだろうな。
音楽が共有から個々への分かれ道がはっきりとわかる。
自分で確立した感覚がある。
だから私は音楽が少し特別なのかもしれない。
今、一緒に暮らしている人いないし、学校みたいに人があふれる場にもいくことがないからあまり情報を得ることもない。
半ば強引になにか文化を押し付けたりする人がいない。
自分から知ろうとしないと機会さえも得られない。
それが良いようで良くないのかもしれない。
私、人と話できないなぁって最近本当に思う。なーんの話も分かんないんだよ。
音楽すきっていったってほんと狭い自分の好きな範囲だし。
カフェや食べ物のことは多少話せるけど感覚や好みの話。
ゲームしない、漫画見ない、ドラマみない、映画見ない、アニメみない、SNSも力いれてない、めちゃくちゃ入れ込んでる趣味はない。逆に私なにしてんだろう。
新しいものに触れるとか、新しいものを受け入れる力が少ないなぁって思う。
でもあんまり興味わかないのと、どうしても掘っていくタイプだから、あれもこれもできないし、飽和状態だよ～っていう自分もいる。
私ができるのって１つなのかな…２つさえも無理なのかな…
かといって、何かを掘っている感覚も今そんなにない。
私、何に興味あるんだろう。
なにかアンテナ反応しないか最近はテレビをつけ始めたりもしている。
