今日、専門学校の頃にバイトをしていたお店に学生以来に食べに行った。
正確には別店舗だけど。
バイトしていた所は私が辞めて少しして潰れている。
なぜ行ったかというと、『ラザニア』が食べたかったから。
少し前に違うお店でラザニアを食べる機会があった。
なんだか物足りないなぁ…
そのとき浮かんだのがバイト先だったお店のラザニア。
初めてちゃんとしたラザニアを食べたのがそこだったから、私の中でこの味ってなったのかもしれないけど。
イタリアンレストラン。
正直、味は濃いめ。
繊細というよりは誰もが好きな分かりやすい味。
私はどの料理も味は好みだった。
去年から食べたいと思っていた。ようやくそれを叶えられた。
窓際の陽が当たる席に通してくれて、少し暑かったけど心地よかった。
やっぱり美味しかったなぁ。
濃厚で、ソースたっぷり。
熱々でチーズこんがり。
その時の店長が接客してくれたような気がする。
まぁ、覚えてないか。それはどっちでもいいけど。
その人が言った言葉
「どこで働くより誰と働くかだと思ってる」
1年の専門学校で就活も平行していたから、悩んでいる私にそんな言葉をくれた。
「誰と」っていうのは、なかなか一回会っただけじゃわからない。
感覚で本当は分かっているのかもしれないけど、そこに自分は自信がない。
だってどんな人だろうと、慣れるまでは初めて会う人ばかりの中で過ごしていくのだけでいっぱいいっぱい。
だからそんなこと言われても難しいなぁ。って思った記憶がある。
今も普通に思う。
今まで働いてきた場所にどんな人がいたかな。
私にとってそれはどうだったかな。
どちらも対等。
どちらもお互い選べるということ。
どんな場面でも、こちらが入らせてもらう、ではなくて、どんなところか見る。
堂々としていていいんだよね。
お店を出る時、イタリア人のシェフが厨房からガラス越しに「ありがとうね~」と陽気に声を掛けてくれた。
何もかも吹っ飛ぶようなそういう文化欲しかった~!