SUPER BEAVERは、引っ張り上げてくれる。
誠実と正直と輝きと明るさと強さと活力。
まっすぐ。
憧れ。太陽みたいな。まぶしさ、平等さ。
前を進んで背中を見せてくれる。
ついていきたくなる。
そんな存在。
でもそれだけだと、私は、息切れしちゃうから、潜って感情を確かめ、味わう必要がある。
ぐつぐつと、ふつふつと、じんわりと、ねっとりと、ずっとそこにいる。
痛みを正面から受け止める、ゆるぎない強さ。
それがヒグチアイ。
地面より下にいて、だけど、奥底にも地上にも出られない。
穴は開いている。覗けば光は見える。
土は柔らかい。掘ることもできる。
そんな感じかもしれない。
陽と陰。
人は対極のものを持っている。
どっちもわたしの中にいるわたし。
SUPER BEAVERのライブに行って感じたのでした。
毎度凄いと思う。
オーディエンスの煽り、曲の構成、MC、照明、言葉、起承転結…
エネルギーに溢れた会場だった。