好きな人には好きっていえばいい。
伝えられるときに伝えればいい。
それだけなのになんでできないのだろう。
いちいち、相手がどう思っているかとか、今はその時じゃないとか、タイミングをみてとか、自分に自信がないからとか、関係が終わるのが怖いとか…
そんなことを気にして気にして、自分の気持ちは置き去りにして。
なんでそんな風にしかできないのだろう。なんでぶつかっていけないのだろう。
なんて、人間は弱い生き物なのだろう。とても弱い。
だけど、日常は小さな告白がそこらへんにころころしていると思う。
異性へだろうと同性であろうと、友達だろうとそれ以上だろうと。
一緒にどこかに行こう。あなたのそういうところいいと思う。それすごく似合うね。あの時すごく嬉しかった。楽しい。ありがとう。なんだか懐かしい。
どれも小さな告白。嬉しいとか楽しいとかなんて、私の中ではありきたりの言葉でしかないのだけれども、それでも大切な告白。
どうでもいい人にそんなこと言わない。
小さな告白を発信できるか、それを受信できるか。
無条件に信頼できること。
人と人が何気なく繋がっている重要なポイントだと思う。
好きだから怖い。好きだから不安。好きだから気にしすぎる。
友達、親友、幼馴染、恋人、家族…どれもあやふやな定義な肩書。
そんなの、そんなの、いらない。
好きだから。じゃなくて。好き。でいい。
きっとそれだけでいいはずなのに。