ordinary day

思ったことを気ままに。日々向き合って、自分や生活を心地よく。人を照らせる人間になりたい。音楽やカフェ、旅や自然。

話がしたいよ

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昨夜、BUMP OF CHICKENの新曲で映画「億男」の主題歌になっている「話がしたいよ」がラジオでフルオンエアされた。
最近音楽聴いてなかったけど、久しぶりにまた音楽に救われた。というか私の拠り所になる音楽だった。


人と会話ができないなと思う。
わからない。
できている。できているんだけど、今までとなにかが違う。
笑ってるんだけど笑ってない。そこにいるんだけど遠くを見てる。多分私の方が。
最近会ったあの人もあの人もあの人もそんな感じで、会いたかったはずなんだけどなんか話ができないなと思う。。
話ができない。私が閉じているのかな?
はっきりなんでかはわからない。

わからないってずるいな、便利だなと少し思う。



最近なにをするにしても、ただの行事みたいな。決めたことに対して機械的に進めていくような。そんな感じ。
あれしたい、あれしなきゃ、もうこんな時間、なんだか時間が足りない。
そして、あれ、心は?心がついてきてないなって思う。
書かれた物語通りに私という人物が動いてるみたいな。
その作者は私で、私が私を操っているみたいな。
だけどそれでも心が動かないなって思う。


近くにもっと友達つくったら?っていわれた。
けど、友達ってどうやって作るんだっけ。私は友達が欲しいんだったっけ。友達ってなんだっけ。
友達が欲しいというか、なんだろう…話ができる人が欲しいのかな。それが友達って名前かどうかはわからないけど。


大自然の中にある地元に帰省した。
白髪が増えた、細くなった、姿勢が変わってきた父母。汚れや使わない部屋が増えた家。このまちの言葉。お年寄りしかいないお昼間。このまちを出て9年経つ自分。
変わったところはあったりなかったりするけれども私が住んでいた時の暮らしとは少し変わった。
私の居場所ってここにもないのかな。うっすらと頭をよぎった。私の居場所はやっぱりどこを探したってなくて、私自身にしかないのかな。
でもその私自身がちゃんと確立してないから私の行き場がないのかな。


話がしたいけど私の気持ちを言葉にするのが最近とても難しい。ぴったり当てはまる言葉が見つけられない。言葉の波が押し寄せてはあっという間に引いていく。その隙間に言葉を選び出すことが今はなぜだかできない。


話がしたいよ。