ordinary day

思ったことを気ままに。日々向き合って、自分や生活を心地よく。人を照らせる人間になりたい。音楽やカフェ、旅や自然。

もうひとつのさみしさ

さみしい。

人と夜ご飯を食べた後だ。

これは単純に楽しすぎた別れの後の寂しさではない。

寂しい。虚しい。

話が出来なかった。沈黙を恐れる場だった。

私も相手もさほどお互い興味がなかったように思う。

お互い自分にフォーカスしていた。

対等の会話ができなかった。

用意された物語。

話したことの斜め上の返答が返ってきて、ちょっと違うけど、どんどん進んでいくから、私はそこで止まってズレたまま進んでいく。

身分とか年齢とか気にせず会話がしたいな。まぁ、そうもいかないのも分かってるけど。

せっかくお互いが割いた時間なのにこんな感じでなんだか虚しい。

きっと相手もさみしいんだろうなと思う。

 

 

それぞれの道があって、その途中でたまた交錯して一時を過ごしただけ。

それだけで何を分かるのだろう。その人のなにを語れるのだろう。

来た道と行く道があって、それは1人専用。

どうがんばっても見えないところがある。

どうがんばっても交われない。

目指す場所、方向が人ひとりひとりにあるから、みんなそれぞれの道を自分で歩いていくしかない。