眠っている私にふと、舞い降りてきた。
(ホイロの休日設定したっけな…??)
記憶をたどる。
(うわ、多分してない・・・!!)
頭の中で、これ発酵し続けて1日後の出勤時に朝から嫌な思いをするか、今日朝いつもの時間にお店行ってホイロ止めて設定しなおすか・・・(今日はやすみ)
もちろん後者を選んだ。
ホイロとはパンの発酵機のことで、朝、仕込んだパンをすぐオーブンに入れれるように設定してかえるのだ。
今回は休日設定を忘れていたということで、誰もいかないから、パンがどんどんと、ぶくぶく成長してしまい、夜を超えるともなるとデロデロになってしまう。
電車にのってお店までいく。
途中、しゃがみこんで眠っているお爺さんがいた。
この人危険じゃないかな??
相変わらず、人の心配よりも自分の保身が第一なんだなと思った。
設定するだけなので、数分で済んだ。
時間も早いことだし、海岸沿いを歩いて帰ることにした。
空がきれいだ。
空気が気持ちいい。
朝のエネルギーが飛び交っていた。
新鮮なものだなと感じた。
散歩しているひとたち
「おはようございます」
ウォーキングの精神
釣り人たちの集まり
犬が駆ける
仲間との談笑
海を見つめる
ラジオ体操
虫の音
夜にはない、朝だけの特別なもの。
この明るいエネルギーをもっともっと取り込みたいと思った。
予定していなかった、朝の散歩。
これはこれでよかった