ordinary day

思ったことを気ままに。日々向き合って、自分や生活を心地よく。人を照らせる人間になりたい。音楽やカフェ、旅や自然。

子供のまま

私は父親とあまり会話をしてこなかった。

本当は話をしたいとか、どんな人か知りたかったんだろうなと思う。

帰省したとき、元気だった?仕事はどう?とか定型文みたいな質問はされるけど、私もそれについてそこまで語らないから、そこで会話終了。

あとは家で同じ空間にいても話すことは殆どない。

 

今になって思う。

父親くらいの年代の男性と話すことが苦手なことは、それが関係しているのかもしれない。

どうやって話したらいいかわからないのと、無言で同じ空間にいるのがしんどい。

けど何を話したらいいかもわからないから、緊張する。

固唾をのむ。

他の人がその人と話しているのをみると、羨ましいという感情なのか、どうやったらそんな風に接することができるんだろうと思う。

どうやったらそんな風に話してもらえるんだろうと。

それは昔から、父親に対して姉が接するのをみていて感じていたものと似ている気がする。

 

父親ともっと話したかったのか、愛情を感じたかったのか。振り向いてほしかったのか。

実はかまってほしかったのか。

でもその愛情を他人に求めるのは違う。

父親と同じ関係を他人とも作ってしまうことになる。

どうやったらこれは乗り越えられるのだろう。

 

私はずっと子供のままだ。